
特徴は
(1)ポケットに入る小型サイズ(2 micron pixels 1/3"、2.5K Ultra HD resolution)
(2)天体の位置をナビゲートしてくれる
(3)アダプタを使ったら望遠鏡と接続できる
(4)赤外線を通す(切り替え可能)
(5)特許出願中のノイズリダクション機能がある
(6)RAWで保存可能
くらいかな
お値段はアダプタ付きのセットが484ドル。円安が進むと辛い。ちょこっと残念なのは、アストロトレーサーみたいなの積んでればいいんだけど、追尾機能はないみたいなので、真面目に撮るならポタ赤が必要。作例をみると星像が歪んでる? それから2017年5月出荷ということかしらん。
面白いのは、天体の位置をナビゲートしてくれるデモ機能がGoogle Playで公開されていること(iPhoneはたぶんない)。で、スマホに入れてみた。天体名を入力すると、その位置を矢印で示してガイドしてくれる。日本語にも対応している。精度はいまひとつだけど、広角なら問題なさそう。まずこのアプリで天体を導入し、デフォルトのカメラで構図を決めるという使い方はできるかも?
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.tinymos.camera&hl=en
それならTiny 1はいらんよなと思いつつ、ベランダのお気軽撮影には面白そうと、ちょっと興味を示してみる。ただ、この値段だと、ヤフオクで天体改造のKissが買えてしまうのだが。
追記:あぷらなーとさんに精度はどんなもの?という質問をいただいたので、キャプチャをご紹介。
このキャプチャは、オリオン座の方向に向けて適当にシャッターを切ったもの。実際のカメラは文字が写り込まないらしいですが、機能制限として文字が残る仕様になっているそうです(かえって役立つのだ)。文字が赤いのは夜間モードになっているため。日本語が表示されています。

実際は拡大していただかないと分からないと思うのですが、ARになっていてカメラの向こう側の星が写っています。「シリウス」の「リ」と「ウ」の下に白い点があります。「リゲル」の濁点部分に白い点があります。「ベテルギウス」の「ル」の上に白い点があります。といったように、ぴったし重なるわけではなく、参考程度にはなります。シリウスの赤点と実際のシリウスの感覚は、ベテルギウスやリゲルのそれと比べて大きく出ていますが、Tiny1のレンズだと等間隔に広がるのかもしれません。天体導入の精度も似たようなものだと思います。
この記事へのコメント
あぷらなーと
似たようなアプリはいくつかタブレットに入れてますが、タブレット内蔵のセンサーでは十分な精度が出ずあきらめました。
このカメラの精度はどうなんでしょう?
にゃあ
オヤジ
f:800mmでは、何となく見えるのですが、2000mmだと難しいですね。何かグッズ無いかしら。
にゃあ
オヤジ
アライメントで、コントローラにアルデバランが定番で出てきますが、連星と言うのか伴星と言うのかの直ぐ上の明るいの。
そんな風に、覚え始めました。(汗)
にゃあ