ASI1600 MCとSharpCapの組み合わせで撮る際、RAW16でカラー撮影し、モノクロに変換する方法と、最初からMONO8で撮る方法と比較したらどうなるのかというのを昼間に試してみました。

被写体は飾り気も何もない電線さんです(早く無電柱化してほしい)。RAW16で撮影、モノクロに変換したのが左の写真。MONO8で撮ったのが右の写真。どちらも赤外線フィルターを使いました。写りは変わらないと思っていたのに、RAWで撮った方はMONO8のように白黒がはっきりしていません(さすが玉虫色)。
トーンカーブを覗いてみます。MONO8は右端まで埋まっています。一方、RAW16は右半分が空っぽです。もちろんモノクロに変換する前もほとんど同じ山の形。
ASI1600の場合、MONO8だと8ビットで、RAW16だと12ビットで撮れると理解しているのだけれど、同じモノクロにするならRAW16でモノクロ化したほうが階調に優れていて、その表現がこの2枚の差ということなんでしょうか? それはたぶんないよなぁ。
何が起きているのか、まったく分からん、クリスマス。
この記事へのコメント
あぷらなーと
mono8に関しては、ご推察の通りかと。
ただし、本来なら4096階調のデータを16bitに散らして全部保存しているのがraw16で、それを8ビット(256階調)に間引きしてるのがmono8だと思うので明るさが変わるのは不思議ですね。
今は繁忙期なので身動き取れませんが、時間がとれたら生データを解析してみます♪
にゃあ
cockatoo
にゃあ
コメントいただいた件なのですが、正確に説明できておらずスミマセン。文中の「赤外線フィルター」というのがHαナローバンドフィルター(OPTOLONG Night Sky H-Alpha)のことでした。
今度はフィルターを外して比較してみないといけないのかもしれませんね。今後ともよいアドバイスをよろしくお願いいたします!
cockatoo
http://www.syumitto.jp/SHOP/opt0035a.html
こちらのものでしょうか。このフィルタはHα線を含む長波長側の光を透過するフィルター(ローパスフィルター)のようです。
一方、同じOPTOLONGでは
H-Alpha(12nm)
http://www.syumitto.jp/SHOP/opt0025a.html
H-Alpha(7nm)
http://www.syumitto.jp/SHOP/opt0026a.html
など、Hα線の前後の波長のみを透過するもの(バンドパスフィルター)もあり、私が使用しているフィルタはこちらのタイプ(ZWOブランド)だと思います。
にゃあ
http://blogs.yahoo.co.jp/ruku0928/21375681.html
半値幅は選べませんが、ヤフオクでMORE BLUEさんがかなり安価に販売していますね。掲載されている測定図を見ると製造は同じところでしょうか。
http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m180564764
にゃあ
cockatoo
このページに半値幅の違いによる写り方の違いのテストレポートがありました。
ちなみに私が使用しているZWOブランドのものは7nmと記載されています。
#すみません、上の名無しの書き込みは私です。
cockatoo
http://ryutao.main.jp/tips_ha.html
「天体写真の世界」サイトさんでHαフィルタのセレクションの目安や利用方法が説明されていますね。
にゃあ
cockatoo
http://www.astrostr.com/shopdetail/000000000372/
#ホームページではないですがFacebookのばら星雲などの公開投稿のアドレスがあるので入れておきます。
にゃあ