望遠鏡関連のブースは次の4社。会場の一番奥でした。
・ビクセン
・ケンコー・トキナー
・ボーグ
・興和光学
興和さんは、フィールドスコープ中心の展示で女性客も目立ちました。ボーグさんは、これといって目新しい製品は目につかなかったのですが、目立っていたのは新製品の107FL。思ったより大きかった。ケンコー・トキナーさんは、鏡筒にあまり興味がなかったのだけれど、製品化が決定している、スマホ操作のポタ赤「スカイメモ T」を展示していました。

私的には、ポラリエにはじまり、ED81SII、R200SSと気がついたらビクセン製品のユーザーになっていたので、ここが一番気になっていました(赤道儀はセレストロンだけど)。興和さんと違って、おっさんばっかり(笑)
参考出品で目新しかったのは「SD81S鏡筒」。ED81Sの後継機種にあたります。ED81Sのドローチューブ内の遮光絞り環が眼視用に最適化されていたのに対して、こちらはフォトビジュアル用に改良した製品。内面反射をカットして、周辺光量をアップ。

フラットナーと合わせて使うレデューサー(0.79x)HDを装着することでフルサイズに対応したそうです。現行のEDレデューサーとは比較にならないくらい改善してます。タカハシをだいぶ意識していたようで、スポットダイアグラムと作例を見ましたが、フルサイズの端っこでも十分に小さい点像を結んでいました。フラットナー&レデューサーのセット「SDレデューサーHDキット」もそんなに高い価格にはならないだろうという話。

絞り環まわりはED81Sユーザーでも送ればアップデートしてくれるみたいです。個人的に気になっていた錫箔によってできる三ツ矢サイダーのロゴのような回折の改善は、今回は見送りだそうです。次の製品で対応の予定があるかもとのこと。


去年も展示されていたR200SS PROは今年も参考出品。製品化は未定。R200SS用のエクステンダーはディスコンになっていましたが、エクステンダーPHとして参考出品。焦点距離が1.4倍なので、800mmが1120mmになる計算。前の製品が1.9倍だったのでF7.5になっちゃったけど、1.4倍ならF5.6に。いい塩梅だと思う。延長チューブに差し込んで使うようです。48mmフィルターを装着できるみたい。
スポットダイアグラムをみるとコマコレ3と比較ならないくらい点像は良くて、コレクターPHと同等かそれ以上。フルサイズでも問題なし。コレクターPHかエクステンダーPHどっちかにしろと言われたら、結構、悩める。
ただ、写真みてもらうとわかりますが、長くて不安定そうなのところに一抹の不安が。

FL55S(fl=300 D=55mm)とSD70S(fl=400mm D=70mm)も去年に続いて参考出品。ポラリエとともに旅行に持っていきたい。が、BORGの55FL(fl=250mm D=55mm)と競合しそうなカテゴリ。スペックはともかく、可愛らしさではこっちの勝ち(笑)
この記事へのコメント
けむけむ
全然面白くない展示会で足が痛くなるので、嫌いだったんですが (^o^;
オヤジ
Extenderは、一時期、探し回ったのですが諦めてました。
PHが付くんですね、出たら、1本欲しいです。
まあ、重たい以外、今の所、R200SSには何の不満もありませんけどね。
出不精オヤジには、このレポは楽しませていただきました。
#追伸
ビクセンは、おっさんばっかりでしたか。(笑)
宙ガールは居ませんでしたか。
にゃあ
にゃあ
マウスコンピュータとかは胸の露出の大きいコンパニオンさんにPC持たせて撮影会やってました。すごい人だかりでした。
ビクセンさんがコンパニオン撮影会をやりだしたら、コーポレートイメージと違って、びっくりしてひっくり返りますけどね。赤外線改造カメラ使って撮影したら、まさに変態望遠鏡(笑)
あぷらなーと
にゃあ