Registaxさんは高速で処理できたけれど、肝心のディベイヤーが処理できなかった(というかやり方が分からなかっただけ?)ので、品を変えてDeepSkyStackerさんにご登場いただきます。ダークフレーム、フラットフレームも読み込めますが、前回に続き、ダークやフラットは使いません。
今回も、昨日と同じくバラ星雲180枚を使います。ちなみにPCスペックは、CPU:Core i7, メモリ:16G のWindows 10。画像の読み込みはHDDから行っています。
ディベイヤー処理にも対応しているように見えますよ。ソフトを起動後、左ペインにOptionsにRaw/FITS DDP Settingsという項目があるので、ここをクリック。画面が小さいPCだと隠れてしまっているかもしれないので、その場合はスクロールしる。ASI1600の場合は、GBRGを選択する。
まずは、
(1)Open picture files...
180枚の読み込みに15秒かかりました。Registaxは一瞬だったのに比べるとちょっと劣りますが、以前のテストでステライメージ8は45秒かかったので、開く分はまだ速いほうだと思います。次に
(2)Check all
(3)Register checked pictures
とクリックして進みます。お見積りで処理に24分かかるとか言ってる。このあとにスタックもするんだけど、どんなに時間かかるんだろう? と少し不安に。お見積り24分に対し、約20分で処理を終了。次はスタック(コンポジット)です。
(4)Stack checked pictures
をクリック! お見積りで1時間かかるとか言ってる。気にしながらGO! CPUも4コアをきちんと使ってくれているようです。PCがうなり始めました。ひょっとしてステライメージの方が速いんじゃないか? 風呂沸かしてきた……。でも、なんだか想像以上に頑張ってるぞ。
8分で終わった! なんのための見積もりなんだ。しかも、一見真っ白なんだが……。まあ、いいや。RGBの山をあわせて、左ペインにあるSave Picture to file...をクリック。画像を保存する。TIFFで保存される。前処理は30分で終わった。
これをステライメージ8で開いてみる。こんな感じ。真っ白だと思ったけれど、ちゃんとコンポジットできてるよ。
レベル調整する。トーンカーブを調整する。マトリクス色彩補正をかける。オートストレッチをかけて、それなりにできているっぽい。
この記事へのコメント
けむけむ
ただ、DSSって、すごーくモノクロっぽく出来るし、英語環境でWindowsにログインしないとボタン押せないのが...
にゃあ
cockatoo
Registax同様惑星用で、深宇宙天体のアライメントに難はありますが何とかスタック可能です。
また、カラーのベイヤー選択メニューもあります。
にゃあ