と頭を悩ませていた大赤斑の位置がおかしい問題、解決しました。
ステラナビゲータの説明に下記の記述がありました。
大赤斑がある「体系II」の中央経度は計算できますが、ご存知のとおり大赤斑の経度は一定ではなくドリフトしています。このドリフトのデータがないかぎり、大赤斑を正確な位置に表示することはできません。
http://www.astroarts.co.jp/products/stlnav20th/tips/01-j.shtml
まったく、ご存知じゃないんですけどね。ドリフトって何よ? 首都高? 流体力学? とにかく、ステラナビゲータは、Ver6.1から、大赤斑の位置を計算するデータを組み込んだそうです(1831年からのデータ160個、今はもっと多いかも?)。
よく分かっていないまま、個人的に問題になっている4月15日22時56分と23時52分の大赤斑の位置をステナビ9で表示させてみました。バッチリ!
ステラリウムはこれを組み込んでなかったわけですね。シミュレータも疑ってみないといけないケースがあるということですかね。頑張れ国産、アストロアーツ!
この記事へのコメント
あぷらなーと
木星の大赤斑ってドリフト運動してたのですか?!
全然知らなかった~。
で、ステラナビだと反映されてる・・・と。
それだけて、ステラナビ、欲しくなっちやゃいますね。
MSDOSの時代からステラナビ(の前身から)使ってたんですが、近年はSuperstarⅣばかり使ってましたので。
にゃあ
しかし、ドリフト運動という言葉を初めてきいて、調べてみたらプラズマ物理学という言葉に出会って、頭のなかぐるぐるです。凡人の理解を超えています。
が、あぷらなーとさんはそこをお分かりになってるので、「凡人じゃないのだろうなあ」と思料するものである。