けむけむさんの「電子ファインダーがいい感じ!」というエントリーを読んで、スマホファインダーでポチポチやってる場合じゃないような気がしてきました。
http://lqz.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/efw-84a9.html
スマホファインダーも月とか木星とか一等星を導入して天の川を撮ったりするにはいいのだけれど、2等星を把握するのに難があるのでは、目に見えない天体を導入する実用には遠いのです。ここはスマホカメラの性能が上がるのをじっと待つとします。
さて、けむけむさんお使いの35mm(Cマウント激安)レンズをすぐにポチりたいところだったのですが、使っている/使おうとしているカメラのセンサーサイズが違うので、画角も変わってくるはずです。
けむけむさんの「QHY5L2」は、
センサー:MT9M034
サイズ:4.83mm×3.63mm
私のQHY5III-174M は、
センサー:IMX174
サイズ:11.34mm×7.13mm
けむけむさんの構成を計算すると、画角(対角)は9.8度くらいでしょうか。けむけむさん曰く「北斗七星の柄杓の四角が画角に入っている」という大きさです。
対して、QHY5III-174MにCマウント35mmをつけたとしたら、対角画角はおよそ21度という広角になってしまう計算です。夜空をひと目で把握するにはいいけれど、天体の導入にはちょっと広すぎるかもしれません。
QHY5III-174Mで画角9.8度というと、85mmくらいのレンズが合う感じなので、いろいろCマウントレンズを探してみましたが、ファインダー向けに使える安い製品がみつからないっす。
130mmのレンズがTOMITAさんにありました。miniGuideScopeという商品で、お値段は14,000円でファインダー座付き。これならQHY5III-174Mとの組み合わせで、画角は5.9になるはず。
9.8でファイナルアンサーなのに、5.9だとちょっと狭いっす。でも、光学ファインダーなら5度とか7度とかそんなとこが標準?
うーん。どうしよっかな~。
画角の計算はここでやりましたんですわ
http://keisan.casio.jp/exec/system/1378259716
この記事へのコメント
けむけむ
電子ファインダーの最大の弱点は、それ自体ではドコを見てるのか分からなくなるって本末転倒さです。眼で見るファインダーは両眼で見比べれば、明るい星をファインダーに導入するのは容易ですが、電子ファインダーになると、それこそシリウスだって、どこにいるのか分からない?状況になります。
で、35mmを使った状態で、ほぼソコに陥らず対応できていますが、過去の経験から、周囲に何もないような場所だとドコだか分からない地獄に落ちると這い出せなくなる危険性があります。
なので、ドッドサイトを手配しました。本当は、コレを電子ファインダーと同架して同じ方向を見えるようにしたいトコロですが、とりあえず、ファインダー台座で交換する方式でやってみます。
けむけむ
経験上、現状くらいの広さがあれば不自由はしない感じです。
SharpCapを並べて、ファインダーで中心に寄せたら、主鏡筒でも画面に入ってくる...って感じが理想だと思います。
にゃあ