AdvancedVX クランプを掃除する
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DEC側のクランプから開始。プラスドライバーで簡単にはずせちゃいます。ネジを抜き取ったら、ブレーキパッドの役割をしているプラスチックも一緒にくっついてくるくらいネトネトでした。ティッシュペーパーで拭き取って元に戻します。
次、RA側。ネジははずれたけど、プラスチックが取れない。安全ピン的な針でプラスチックを刺してみたけど、突き刺さらないくらい硬い。ゴムではなくてプラスチックの硬さです。仕方ないので、ネジのミゾだけ拭いて元に戻した。
セレストロンC5で木星を撮影したあと、鏡筒を0.6xレデューサー付きのED81SIIに載せ替えます。目的は、グリースを拭き取ったことで、「パンの耳」の改善具合をみるとこと、そして0.6xレデューサーの写りを確かめることです。
アライメントもしていないので、適当に星雲を導入することにしました。土星を手がかりにして「えいっ!」。一発で、M20が導入できてるじゃないですか! 狙ったわけじゃないのに、すげー。
ということで、ついでなので、M8と一緒に撮ってあげることにしてフレームイン。Fが4.6にまで明るくなってるはずだから、それなりに星雲は写るはずと期待。20秒で1時間粘ります。この間、銀河漂流バイファムを2話分楽しみます。
比較明コンポジットした画像がこちら。
やっぱり流れてるよ。花火の多重露光みたいだ(涙)しかし、前回と違うのはほぼ垂直に流れているということ。ということは? と、加算平均でコンポジットしてみた。
グリースを拭いたDEC側がおとなしい。確かに耳はあるけど許容範囲です。しかし、RA側が盛大にずれてる。ちなみに前回のパンの耳画像はこちら。
犯人はグリースだったということでいいのかな? ちなみに撮影場所は雑草のある傾斜地。水平かどうかはあまり関係ない? じゃあ、次はRA側もがんばってグリース拭いてみる。米粒なら取り出せるかしら?
そんな元画像だけど、気を取り直して画像処理してみた。
星像は、ビクセンの純正レデューサー0.7xに較べてシャープな感じがするよ。端の方も純正レデューサーと較べて点に近いような気がする。左下は流れてるな。
M20はギリギリ耳に触れなくてセーフだったけれど、構図的には影響が出た。どっちにしても、もうちょっと工夫があったほうが良かったな。200〜250mmくらいで撮影したら収まりがいいかも 。
この記事へのコメント
けむけむ
先に地獄でもがいてますが、解決策が浮かびません...
アロンアルファしちゃろか...
オヤジ
ストッパーのレバー、締め上げ状態でDECを回す事って無いですよね。
何で、グリスが塗って有るんですかね。?
先頭の円板、硬質プラスチック見たいですね。CGEMは真鍮製です。
にゃあ
にゃあ
あぷらなーと
あとはRA側の調整ですかー。
それにしても最後の写真、とても美しく仕上がってますね。
ええと、レデューサは笠井のヤツでしたっけ?
相性バッチリのようですね!
にゃあ
オヤジ
油分、完全に無くなりました。
にゃあ