■フリップミラーシステム
フリップミラーを使ったLRGB撮影やHαRGB撮影は、L/Hα撮影後にミラーを切り替えるという面倒さがある(あぷらなーとさんのビームスプリッタシステムはその必要がない)。撮影用ソフトウェア、たとえばSharpCapをL/Hα用とRGB用に2枚立てておけば、事前に設定が終えられ、撮影のリズムが遮られることがない。
ただ、2台のカメラを一度に稼働させて、同一の天体を狙うので、カメラを分けて2つの天体を別々に撮影することができないという物理的な制約がでてきちゃう。2台とか3台のカメラが同時に必要なときは不利なシステム。
■手動フィルターホイール
フィルターホイールを使った場合は、撮影ごとにフィルターを手で切り替えることになる。LRGBはともかく、HαRGBの場合、HαからRに切り替えるときに、ゲインやら何やらを細かに調整しなおさないといけないんだろうか? ここはやってみないと分からないな。
時間的制約が相対的に小さいのはAOO合成。G成分とB成分をOIII一枚で稼ぐので楽ちん。宇宙には緑ぽいものが少ないのだから、実はこれでいいんじゃないか?とか思ってしまう。手元にZWO 7nmのOIIIを手に入れればナロー合成デビューができそう。そのあとでSIIを買い足すとかしてシステムの「分割払い」ができる。3枚揃ったところで電動ホイールを手に入れるという順序もあり。
■QHY5III174M
フィルターワークの練習用にと買ったQHY5III174Mは、引き続きガイド用とかベランダ用に使い、電動ホイールを購入後は、手動ホイールにてサブ的に活躍してもらう予定。誰も使ってる様子がないけれど、ちっちゃいものクラブで取り回しがいいし、感度もいいので、気に入ってる。「カラーも欲しい」とたまに思っちゃう。
この記事へのコメント
あぷらなーと
ぜひ、全部試してみてください!!
落ち着いたら、たぶんこちらも似たようなことを進めるつもりですので♪
※あと一つ、軍拡することなく、すんごい面白いことができそうなアイディアを思いついたのですが、なんか失敗しそうなのでまだ内緒です(笑)。万が一成功したら記事にします(いつのことやら)。
にゃあ
けむけむ
なので、楽ちんしようと思ったら、EFW以外に電動フォーカサも導入してフィルタごとの微調整をするのが良さそうです(APTはやってくれる)。
OIIIは、かなり露出時間を稼がないとダメってどっかで見たような気がします。
オヤジ
>オヤジさんがショップに特注している仕様も気になりますが
特注じゃなくて、あぷらなーとさんの図面で、これとあれをくっ付けた物を外注して貰ってたり、片方は、別途ピント合わせが必要ですが、微妙な作業なので、もっと簡素化できないか。
そんな所を作業お願いしているんですよ。
結構、L+RGB(フリップミラーで実現)で、店主さんも色々考えてられるようです。
楽しみにしてますが、秋でも良いですね。
蒸し暑くて、集中できません。(笑)
にゃあ
にゃあ