初めて手に入れた天体機材という思い入れがあって、ポラリエには愛着がある。800mmのミラーレンズを載せたものの、天体が導入できず四苦八苦したのはいい思い出なのだ。Advanced VXを手に入れてからは、ポラリエを200〜300mmまでの広角用にと割り切ることができたので、無理に遠方を狙うことなく、精神衛生上良かった。
ポラリエを改造していなければ、星景写真から星野を撮る天体写真の沼にのめり込むことはなかっただろうとも思う。ある程度遠くは撮れるけど、限界があるということで、入門機として最適だということなんだろうと。
で、どんな改造をしたのかというと、まずはテレスコ工作工房さんのPCB-EQ2を付けた。これで重い一眼レフでもバランスがとれるようになった。カメラを載せるのは自由雲台だったので、首カックンしちゃうんだよね。それがいやだったので、結局、上に乗っかるカメラはミラーレスというのが現実的な選択に。
ASI1600-MC-COOLが来てからは、こんな組み合わせでアリガタを載せられるようにした。これで重さは純正(750g)の倍の1.5kgくらいになってる。
・リバーシブルマウントプレート KF-RM(カメラののっけ台)
・プレートホルダーSX 3810-05(アリガタを挟み込む台)
・変換止めネジS(3/8インチ→1/4インチ変換&本体との干渉回避)
・FEISOL パノラマ雲台 PB-70(赤緯軸回転用)
極軸は、当初、純正の極軸望遠鏡を使っていたけど、PoleMasterが手元にあるのでK-ASTECの専用ステーを使うことにした。広角で使うんだから、ポーラーメーターで十分じゃんという指摘もあるんだけど、200mmで撮るとなると星の動きは非常に気になるので、どうしても厳密に極軸を取りたい。そのためにも極軸微動雲台は必須。首が細いからかな? 見た感じどこか頼りないんだけど、極軸の合わせ方にある程度慣れることができたので、Advanced VXになっても極軸の合わせ方はすぐわかった。
ここまでそろえてからビクセンのステップアップキットが発売されるものだから、継ぎ足し感のない純正品にあこがれてしまうわけ。でも、継ぎ足しといえば言葉は悪いけど、パーツごとに目的や工夫を持ってそろえてきたので、愛着があるというわけ。それでもなお、純正品にリプレースできないかとか考えている自分がコワイ。
ベランダ用にAP赤道儀が来てから、あんまり稼働できてないのよね。ASI1600がMMとMCの2台体制になったんだから、今度は遠征に持っていってあげようかな。あ、撮像用のPCがもう一台いるのではないか……(すでに感染してしまっているらしい)
関連リンク:ポラリエからのステップアップ機材として、AP赤道儀について少し書いておく
この記事へのコメント
けむけむ
思い入れなんか全然なかったので、さっさと売り飛ばして、AVX買いました(途中は無いんかい)...
にゃあ
オヤジ
K-ASTECの専用ステーを取り付けると、PoleMsterで極軸合わせ出来るんですか。
遠征時の三脚二台目でも、極軸を正確に合わせたいと思うのですが、ポラリエもスカイSも有るんですが、上にカメラ載せると北極星が独り歩き!
そんな事で、この2台は納戸に入ってます。
にゃあ
オヤジ
K-ASTECの専用ステーにPoleMassterを取り付けますよね。
で、手動で、PoleMassterを回すと、ポラリエの前に付いた雲台ようなカメラも、一緒に動くのですか。
なら、アプリで、正確に極軸を合わせられそうですね。
アイベルさんのCD-1に付くかと思いましたけど駄目ですね。
にゃあ
http://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/k-astec-pmad-pola.html
オヤジ
にゃあ
オヤジ
AVXよりも高い。(笑)
知らない赤道儀だったので、調べてみました。
が、AVXをもう1台買うのが良さそうな。
カメラレンズ(14mm,70-200mm)で使うので、極軸は正確に合わせたいです、何か、欲しいのですけどね。
にゃあ