いつも薄暮時のPoleMaster経由で北極星を見ているせいか、真っ暗な空に浮かぶ本物の北極星の存在感に感動しました。東京では大きく見えないですからね。始めは曇りで星が見えなかったけど、晴れてからは極軸はPoleMasterでOK。使い方覚えてた。
今回は、広角でIC1396 ガーネット・スター周辺を撮ってみようと思っていました。被写体が大きいので広角が拾えるED1SII(x0.6レデューサー)を選択。ASI1600MM-COOLのファーストライトをやりたかったのでLRGBによるフィルター撮影を考えました。
SharpCapで画像を調整中、ED1SII(x0.6レデューサー)と31.7mmフィルターをホイールに装着して撮影するとケラレることが判明。そこで、鏡筒をR200SSに変更しました。しかし、R200SSでもケラレてしまうことが判明(汗)
周辺が大きく黒くなってしまうと星雲はきついので、撮影対象をトリミングがきくM51に変更しました。M51は、今年4月にED81SIIとQHY5III174Mの組み合わせで撮影しています。そのときはケラレは発生していなかったので、(1)カメラのセンサーの大きさ(2)F4という鏡筒の明るさ、に問題があるのかもしれません(フラットでカバーできるのかな……)。
LRGB撮影始動するよ
http://tentaip.seesaa.net/article/449452748.html
それでもトリミングすればいいやと仕方なしに撮影に入ります。M-GENも動作OK。ただ、結果に影響しなかったとはいえ、夜露対策のフードを忘れるとかそんな基本に穴もありました。
こちらが昨晩撮影したM51です(L=30min,RGB=各10min)。前回はけむけむさんにL画像を借りっぱなしになっていたので、その返却の意味もあります。前回からあまり進歩がないような(汗)


ついでにどれくらいかぶっていたのかその画像も載せておきますね。

M51を撮影したあと、M33の撮影にかかったのですが、曇になってきたので、収穫はM51のみ。撮影後の画像処理も流れは忘れていなかったようです。収穫は少なかったですが、課題が拾えました。基本的にF4でも撮影時間1時間は短いような気がする。
(1)ASI1600MM-COOLでフィルタワークをするときの鏡筒などの組み合わせを考える
(2)ポラリエ2台体制に向けた機材と運用の整理
(3)R200SSの運用に向けたアクセサリ類の運用(イナバウアー問題など)
(4)フィルターホイールに装着するフィルターの検討
こんなところでしょうか。また晴れてほしいな。
この記事へのコメント
オヤジ
オヤジなんか、聞いただけで、別世界な感じです。
最初の写真、オヤジと同じで腰が引き締まって、訂正、バックが引き締まった画像、凄いです。
やはり、暗い夜空が一番ですよね。(汗)
以前ショップさんのメール遣り取りで、R200SSはF4なのでケラレルって言われました。
他のGS200RC/EdgeHD800は、倍位暗いので、もしかして、外に絞りの輪っかをいれると、ケラレって解消するんですかね。(汗)
今夜も、どうしようか考えてますが、取り敢えずビール晩酌してます。
目まぐるしく、天気が変わる筈。
数時間、様子見してます。(あっ、ビールが足りなく・・・・)
けむけむ
1.25はやっぱケラれるますよね... GS200RCにレデューサ付けてF6にしても、ちょっとケラれてるっぽいです...
こちらは、晴れっちゃ晴れだけど、撮影は無理。な天気です。
にゃあ
にゃあ
あぷらなーと
なかなか見事なM51ですね。
R200SSだとF値が明るいのでケラレは仕方ないかもしれませんね。先日の試算だと、一応CMOSセンサー面から45mm以内なら31.7mmのフィルタでもいけるハズなんですが、実際にはフィルター本体の直径は少し小さいですものね。
にゃあ
https://blogs.yahoo.co.jp/shigeru_08190/41770840.html
オヤジ
ケラレの話で、メール遣り取りですが、例のフリップミラーでLとRGBを撮る時の話です。
まだ、フリップミラーとパーツは届かないので、あのFS60CB+RDのHα画像はフィルターは2インチで50.8-M42P 0.75オス変換アダプターの先頭についてます。
フリップミラーで組み立てる時は、光害フィルターやHαフィルターは1.25インチになるので、イロイロ教えてください。(汗)
にゃあ