ミニ三脚で撮ってみたかっただけの東京タワー。ガスっててオレンジ色の世界だった。すげー光害。
しかし、なんだろう。「潜在的」というのは、「欲しくて欲しくてたまらない!」という胸のときめきよりも、「ゆがんでない星を撮りたい」という必要とか求道心のようなものを感じてしまっている。プラスの欲望というより、マイナスを解消したいという感じかな。
SDレデューサーHDキットとの対面は、今年2月のCP+ 2017に遡ります。これで撮影したM31の写真とスポットダイアグラムをビクセンブースで見せてもらいましたが、確かにフルサイズの端まで点でした。係の人が「タカハシなら10万円はくだらない製品ですよー」と案内してくれた自信満々の笑顔が忘れられません。
CP+ 2017 行ってきた ビクセン「SD81S鏡筒」とか「エクステンダーPH」とか
http://tentaip.seesaa.net/article/447357193.html
その後、笠井の0.6xレデューサーでしのいでいたんだけれど、9月30日撮影した北アメリカ星雲で、物欲が頭をもたげてきた。星が同心円状に流れているんですね。フィルターホイールをつけたせいだと思っているんだけれど、検証はしてない。ホイールをはずしたら、だいじょうぶじゃないか? という話は別で、この同心円状に流れてた事件をきっかけに、CP+ 2017の記憶が蘇ったわけ。
Cygnus Wall
http://tentaip.seesaa.net/article/453879886.html
で、ブログに「SDレデューサーHDキットを試したくなっちゃう」って書いたら、あぷらなーとさんが「新型レデューサを併用するとBORG 89EDを超える写りになりそうな予感がします」って。ちょうど同じ日のブログであぷらなーとさんが「ツインBORG89ED」の開発に秘密裏に成功されていたんですね。
BORG89ED『ツイン化』始動♪
http://apranat.exblog.jp/28188654/
そこでHDキットの比較対象として89EDが浮かび上がってきた! 同じエントリーのコメントにHIROPONさんがいらして、そういえばHDキットをゲッツされいたことを思い出した! いつも辛口というか、リアリストのHIROPONさんがべた褒めなわけですよ。
SDレデューサーHDキット ファーストインプレッション
http://d.hatena.ne.jp/hp2/20170716/1500206418
「SDレデューサーHDキット」レビュー その2 星像テスト
http://d.hatena.ne.jp/hp2/20170720/1500569989
どちらも尊敬する師匠がおすすめする光学系であって、自分の評価は横において、いつの間にか「89EDを買うべきか、SDレデューサーHDキットを買うべきか」という問いが立ってしまっていた……。
しかし、なんだこの物欲の連鎖の仕方は! 60,350円 vs.193,371円(BU-1セットの場合)。価格的には圧倒的にSDレデューサーHDキットなんだが……。だが、なんなんだよ(笑)
この記事へのコメント
けむけむ
火は一日で森を灰にするが
水と風は100年かけて森を育てる 。
なんつって~
にゃあ
上杉蒼太
HIROPON
まぁ、ウチもいつもたいていそうですが、ブログに記事を書いた時点で「デスノート」よろしく実現するのは時間の問題なので、潔く諦めて資金調達しましょうヾ(@°▽°@)ノ(ぉぃ
まぁ、買ってみたら意外と出番がなかった、とか、しばしばありがちですが……(^^;
にゃあ
Hαナローバンドのフィルター選び
http://reflexions.jp/blog/ed_tenmon/archives/2247
あぷらなーと
いやはや、物欲の炎に油を注いでしまったようで(笑)。
念のため、BORG沼の住人として、89EDの弱点をば・・・。
●純正のレデューサがありません。
●フラットナーはありますが結構高価です。
●ノーマル機だと色々と不都合があります。
●高級仕様機だとお値段が張ります。
●多分、色々なパーツが欲しくなってドロ沼化します。
●恐らく90FLが欲しくなります(笑)。
反対に、良いところは、
●不満が出ても、パーツの増強で大抵何とかなります。
●とことん「沼」を楽しめます(笑)。
●対物レンズの交換でステップアップが容易です。
●パーツの組み合わせパズルが楽しめます。
●鏡筒の長さを自由に変えられるので、自作レデューサやフィルターや双眼装置など、たいてい何を付け加えてもピントが出せます。
と言うわけで、ぜひお悩み下さいませ♪
>けむけむさん
そのうち、腐海のごとき様相をお見せできるかと♪
にゃあ
にゃあ
あぷらなーと
決して手招きしてるわけではごさいませんので。
本業の実験教室でも新テーマを25本ほど抱えてまして、こちらはすでに「腐海化」してます。しかも、天文・物理・生物・数学・音楽・情報の「ごった煮」という・・・。
にゃあ
けむけむ
DTM環境を作って、怪しげなエフェクタを収集するに一票
あぷらなーと
ヘッドバンギングは・・・・・オッサンがやるとお客が引きそうなので無理ですね、多分。
にゃあ
にゃあ