「ベランダ撮影でも十分な品質が得られる」「デジカメでも撮れるよ!」「モノクロなので画像処理が楽」とか、初心者でもチャレンジしようという気になれる言葉が並んでる。初心者マークの自分でもこれまでに何枚かHα撮ってみたけど、これは本当にそう思う。

23区内のマンションベランダから撮った干潟星雲(にゃあ)
読み進めているうちに、天体写真を始めるにあたって、高額なアポクロマートを買わなくても、アクロマート望遠鏡とHαで天体撮影をスタートしてもいいんじゃないかって思えてきた。観望用のアクロマートを持っている人は、Hαフィルターを買ってきて、いきなりナローデビューするとかしたほうが、かえって財布に優しいかもしれない。あ、あくまで個人の感想、思いつきの無責任発言です。
たくさんの作例があって、宇宙ってこんなににぎやかだったんだと気付かされる。なかでもバーナードループ9枚モザイクは、モクモクが超広範囲に広がっている様子が圧巻で、M42の周囲に広がるモクモクだけに注目していたのはなんだったんだろうって思った。

23区内のマンションベランダからカラーCMOSで撮ったM42(にゃあ)
でも、Hαで撮るとモノクロになっちゃうから、それじゃいやだっていう気持ちは絶対にある。そこで、「デジカメでのHα-RGB合成という手があります」ときて、「連載で詳しくお話する予定」とくれば、もう目が離せません。
と、第3回を読んでいたら、「天体写真はじめるよ・OIIIが届いた」と、どこかで見たことのある見出しが……。「試写結果がアップされるのが楽しみです」って、ロックオンされてしまってた。うゎ。まじめに撮らなきゃ(汗)
連載URLは次のとおり
第1回:ココがスゴい!
http://reflexions.jp/blog/ed_tenmon/archives/2008
第2回:Hαナローでおもしろい冬の星雲
http://reflexions.jp/blog/ed_tenmon/archives/2109
第3回:Hαナローバンドのフィルター選び
http://reflexions.jp/blog/ed_tenmon/archives/2247
この記事へのコメント
あぷらなーと
天リフさんに取り上げられたエントリーはアクセスが跳ね上がるので、色んな人に見てもらえますね。ぜひOⅢナローも成功させてください。
「アクロマートでナロー」の件は、ちょうど面白い事を実験中です。多分まだ誰もやってない系の・・・。
にゃあ
HIROPON
https://www.vixen-m.co.jp/category/TLS103/1000156.html
安く上がるうえ、補正レンズとの組み合わせでF3.6という明るさなので光量の心配もなさそうですし。まぁ、収差は色収差だけじゃないんで、これだけの短焦点だと画質面でいろいろ問題は出そうな気はしますが(^^;
あぷらなーと
ビクセンの短焦点アクロマートは、以前、ナロー用に入手するかどうか真剣に悩んでいた時期があります。
EDアポ系の場合でも、色収差の補正を優先した結果、球面収差が(波長により)増大している可能性が懸念されますね。意外と単純なアクロマートの方がシャープに写ったりして・・・などと夢想したり・・・。
上杉蒼太
それにしても、アクロマート鏡筒にHαというのも魅力的ですね。ビクセンもなにげに凄い鏡筒出してる……知りませんでした。ビクセンの鏡筒ならばそれなりの性能もあるでしょうし、Hαと組み合わせればかなりいけるかも。誰か試してみて下さい。
にゃあ
にゃあ
にゃあ
オヤジ
フィルターのBand Withとか全然ピントきませんが、波長帯で、写りが変わるのは、少しづつ経験してます。
カラーカメラと光害フィルターでは、大きなお月様では歯が立ちませんでしたが、Hαは、そうでもないですね。
オヤジ
フィルターのBand Withとか全然ピントきませんが、波長帯で、写りが変わるのは、少しづつ経験してます。
カラーカメラと光害フィルターでは、大きなお月様では歯が立ちませんでしたが、Hαは、そうでもないですね。
文末の連載URLを走り読みさせて貰いました。
明るい庭でも、楽しめるじゃん(爆)
にゃあ