で、きょうも空が曇っているので、機材まわりを思案中です。基本的には、ええ、軍拡なのですけどね。まずは、ED81SIIの絞り環まわりの改造です。オーバーホール・分解清掃を加えても1万円で収まります。フルサイズに対応する鏡筒になるらしいですから、「この利点を活かすために、どうするか?」というところが続くポイントです。
振り返ってみれば、最初の天体写真はフルサイズやAPS-Cで撮ったわけです。どちらも赤外線域の写らない子だったし、鏡筒もフルサイズ対応ではなかったから使わなくなったけど、BORG 55FLも居ついてるし、そろそろ天体仕様のフルサイズでしょ(強引)。
あぷらなーとさん曰く「フルサイズ(などのラージフォーマット)の最大の利点は、『引き延ばし倍率』が低くできる点だと思っています。小さなフォーマットのカメラは一種のトリミングをしているような状態ですので、どうしても像が甘く見えがち。それを防ぐのが『モザイク撮影』なのでしょうが、どうせモザイクするなら最初からフルサイズで撮れば良い」。
にゃあ的には、星雲の写真に魅入られているので、天の川に広がるHα領域をシャープに撮りたいなあ。フォーサーズを基準にすると、モザイクの手間がざっくり四分の一になるってことですよね。
フルサイズのメリットについては、Bosque Ricoさんの動画解説もはっておくです。
フルサイズを手にする選択肢は、こんなところかしら
(1)フルサイズ対応のZWO ASI094MC ProかZWO ASI128MC Proをゲッツする。47万円~
(2)型落ち/中古のD810A/D850Aに手をだす。25万円~
(3)旧型α7の天体改造がオークションで出るのを待つ。12万円~
(4)APS-Cで妥協する。Kiss 7xiあたりの天体改造をオークションで買う4万2000円~
(5)その他
それにしても、フルサイズ路線をまともに行ったら高杉内科医? さてさて、どうなることやら。まずは先行して、鏡筒の所沢里帰り準備中です。
この記事へのコメント
あぷらなーと
D810A、すごく良いカメラですよー。
写りはもちろんですが、30秒を超える露出が設定できたり、近似値ではないシャッター(30秒が32秒にならない)が切れたり、いわゆるニコンタイマー(100コマ連写すると勝手に止まる)が無効化されてたり、とかが素敵。
ただし撮影画像データが殺人的に巨大なのとNEFファイルからFITSファイルに変換するのに時間がかかるのでパワフルなPCが必要な所は痛し痒しです。
ZWO ASI094MCは冷却できるし、いきなりFITSが取れるのが魅力ですが、画像処理エンジンが無くなった事がどう寄与するか分からないので静観中。(お高いですしね♪)
バリバリシャープなBORG55FL+ASI1600なら、恐らく10cmクラスのEDアポ+D810Aと遜色ない絵が撮れそうなのは内緒(笑)
にゃあ
オヤジ
フルサイズになると、フィルターワークとかの世界は無くて、カーラー1本で勝負なんですか。
50万有ったら、RX-8のエンジン交換できる。ぎゃおー!
オヤジは、背伸びしてASI071MC-Coolのプロバージョンアップまでです。(笑)
にゃあ