大接近については、国立天文台のサイトが分かりやすいので、そこを参照します。火星と地球の最接近は、2018年7月31日に起こり、距離は5,759万キロメートルだそうです。正直、どれくらい近いのかよくわからん。
国立天文台
https://www.nao.ac.jp/astro/feature/mars2018/
火星は687日、地球は365日かけて太陽を一周するけど、遠くなったり、近くなったりすると。太陽をはさんで反対側ってこともあるものね。そりゃ遠い。で、2016年の最接近の距離は7,528万キロメートルだった。数字で説明されるとそういうことなんだろうけど、やっぱりよくわからん。
天文学的には距離が大事なんだけど、写真撮ってる身にしてみれば、どれくらい大きく撮れるのかということが気がかりです。新しい鏡筒を買うべきかどうかの判断を迫られるくらい切実なのです(遠い目)。
で、ステラナビゲータで調べてみた。個人的に帰宅後の時間となる午後11時以降に火星が観察できるのは、だいたい6月に入ってから。それより前の月は、地平線に隠れているみたい。まぁ、方角とかビルの谷間から見えるかどうかはさておいて、そんな感じらしい。
6月1日の直視径は15.4"、最接近する7月31日の視直径は24.3"と約1.6倍も大きく見える。えぇ、そんなに違うの!? スーパームーンの大きさなんて、誤差だよね。
数字だけじゃ、やっぱりよくわからんので、ステラナビゲータでどれくらいの大きさなのかキャプチャしてみることにしました。これがそれ。
大きさがぜんぜん違うよねぇ。比較してどれくらい大きいのか分からないから、以前、撮影したことがある木星を重ねてみた。
セレストロンC5の3倍バローとかなら、大きさ的には満足できるかもしれない。でも、解像感は20cm級がいいかもしれない。撮影はたぶんASI1600 MCの冷却なしで、SERに記録する。手持ちの鏡筒というと、
・セレストロン C5 に 3倍バローをかませる
・R200SSに3倍バローをかませる
・R200SSに拡大撮影アダプターをかませる
・R200SSにエクステンダー1.4倍(未発売)をかませる
というくらいが選択肢かな。新しく買うという手もあるけど、長焦点の出番は少なそうな気がするので、火星の接近だけに十何万円も出すのはちょっと躊躇する。セールで安くなったりしないかなぁ。
この記事へのコメント
けむけむ
ちょっとだけ模様が分かるかな?って程度になりそう...
オヤジ
木星は、一度、アイピースで見たことありますけど。
火星15号は、ロフテッド軌道なので、こちらならR200SSでも見えそうですね。
悪い冗談、反省!
上杉蒼太
まあ、最接近時は木星の視直径の半分以上の大きさになるのでかなり鮮やかに見えるはずと勝手に期待していますw
にゃあ
にゃあ
にゃあ
あぷらなーと
手頃なテレコンやバローレンズが無ければ、アイピースを使った拡大撮影という古典的手法(昔はみんなコレでした)はいかがでしょう??
にゃあ