今日の機材
鏡筒:BORG 55FL
補正光学系:レデューサー7880 0.8x
カメラ:ASI1600 MC-COOL 冷却付き
フィルター:ZWO Hα 7nm
ガイド:PHD2
ガイド鏡:サインソニック CCTV Cマウント(50mm)
ガイドカメラ:QHY5III174M
赤道儀:AP赤道儀
撮影:SharpCap 3.0
タスク
(1)Astro Locatorによる極軸合わせ
(2)BORG 55FLのバックフォーカス確認
(3)電子ファインダーの運用
(4)Hα7nmによる撮影
■Astro Locatorによる極軸合わせ
どうも正確じゃない。いつも赤道儀が向いている方角と違う方角を指す。PHD2でガイドをしたら、「きとんと極軸合わせてんのかよ?」と怒られるハメに。ポーラーメーターどこ行っちゃったんだろう。トランクの奥に転がってるのかしら。結論からいうと、ガイドができたので、OKといえばOK。
■BORG 55FLのバックフォーカス確認
バッチシ! ローレットリング(T2-extender)をはずして合焦もするし、フォーサーズだけど四隅の星像も点になってる。構成は、次のとおり。
使用上の注意を守りましょう(55FL編)
http://tentaip.seesaa.net/article/455197566.html
■電子ファインダーの運用
QHY5III174Mをカメラを選択。レンズはサインソニック CCTV Cマウント(50mm)を使う。この組み合わせでほぼオリオン座が視野に入る。オリオン座が分かりやすかっただけではなくて、M42がもろに映っていたので、そのまま導入。見えてると導入が無茶苦茶簡単。夜露死苦。案ずるより産むが易しですね。そして、そのままガイドになってもらった。
■Hα7nmによる撮影
ただでさえ光害がすごいのに月齢18.2というおまけ付き。この条件でどこまで撮れるか。カメラはモノクロではなくて、敢えてカラーを使った。白黒は迫力あるけど、色が付かないと寂しいから……。特に問題なし。30秒x105枚、ビニング2、GAIN=300。
画像処理はそこそこ戸惑った。ヘンに色を求めたものだから、彩度をあげないと気がすまなくなる。以下、シンプルバージョン、ゴテゴテバージョン、昨冬撮影分を掲載します。昨冬と較べて、細やかさは進歩しているかも。星の数が少ないのはゲイン50の差かな……。
東京の空、ポラリエと赤外線フィルターでM42を撮ってみる(2016年12月10日)
http://tentaip.seesaa.net/article/444770644.html
この記事へのコメント
オヤジ
オヤジも、薄雲が北上するようなコンデションだったので、同じのを撮ってみました。
30秒は同じですが、八ヶ月間、実際と違う画面に慣れてしまって、GAINは400を越えてます。
何か、物差しのような物は無いのですかね。(笑)
ゲインが高過ぎて、お手上げでした。(爆)
55FLって明るいので30秒、GAIN300もゲインが、高いですよね。
経験値、ですかね。
それにしても100枚ですか、凄いですね。
あぷらなーと
なるほど、ナローなら都会の空でもくっきり写せるのですね。
水銀灯などの街灯が徐々にLEDに置き換わっている今、光害カットフィルターが無力化されつつあるので、ナローバンドの需要は益々高くなりそうですね。
にゃあ
にゃあ
上杉蒼太
にゃあ