前回と今回では、撮影対象と撮影場所が同じでも機材がまったく違います。というか、一年経って、気づいたら全然違う構成になっていたという……
щ(´□`)щ オーマイガーッ!!
カメラ:ASI1600MC COOL → ASI1600MM COOL
赤道儀:ポラリエ改 → AP赤道儀 WM
鏡筒:SIGMA 70-300mm F4-5.6 APO DG(300mm) → BORG55FL(200mm)
ガイド:ノータッチ → PHD2(QHY5III174M)
フィルタ:OPTOLONG Night Sky H-Alpha → ZWO Hα 7nm
ビフォー・アフターをご覧ください。下の2枚の写真が機材の差だとしたら、天体写真が沼になることは容易に想像できます。コワイ、コワイ。特に差が大きいのは、やっぱり鏡筒=レンズですかね。前回は、周辺の減光が激しく、見てのとおりです。加えてFが明るいのでその分、光量が稼げています。
また、モノクロの方がカラーよりも感度が高いというカメラの差も大きいですね。今冬の写真では、極軸がまじめに取れてなかったのでガイドが正確ではなく、少し星が流れました。極軸の取り方は、昨冬の方がまじめです(汗)ここ宿題。しかし、ナローバンドの威力すごいわ。
撮影機材:ASI1600 MM-COOL、BORG 55FL 200mm F3.6、AP赤道儀、ZWO Hα7nm、BIN 2、GAIN 350、60秒露光 x39枚 (39分)2017年12月10日
撮影機材:ASI1600 MC-COOL、シグマ APO 70-300 の300mm F5.6、ポラリエ、PCB-EQ2、OPTOLONG Night Sky H-Alpha。BIN 2、GAIN 250、60秒露光 x54枚 (54分)
同じモノトーンでも、カラバリを作るとそれぞれ味がありますね(iPhoneで編集)。
東京の空、ポラリエと赤外線フィルターで馬頭星雲を撮ってみる
http://tentaip.seesaa.net/article/444810867.html
東京と長野の馬頭星雲はこう違う
http://tentaip.seesaa.net/article/445094906.html
この記事へのコメント
けむけむ
なんか、大陸から流れてくる雪雲みたいなスジがいいですねぇ~
上杉蒼太
あぷらなーと
機材はもちろんですが、それ以上に、にゃあさんの腕が上達したのでしょう♪
しかし、55FL+MM+ナローのシャープなこと!
うちのVMC260Lが負けちゃいそう!
にゃあ
にゃあ
にゃあ
HIROPON
ウチは鏡筒こそ買い足しているものの、カメラは5年半前のEOS KissX5 SEO-SP3のまま。さすがに、そろそろ機材の能力を限界近くまで絞り出した感があるので、次のステップに進むべきか悩むところですが……。
参考までに……あくまで参考までにですが、冷却CMOSカメラの電源は何を使われてますか?
> 55FL
フォーサーズやAPS-Cみたいにサイズフォーマットが小さい機材にとっては、本当に貴重な存在だと思います。あの画角が出せて、かつ像のいい筒ってなかなかないですからねぇ。
にゃあ
オヤジ
面白い比較ですね。
Hαは、色々、面白いですが、F10鏡筒では暗いのでピント合わせに使える星が少なくて(笑)明るい星が雲隠れしている時は、スタンバイ状態になってしまいます。
明るいのは7nm、暗い鏡筒は12nmで使ってます。
にゃあ