行方をくらませていたポーラ(ポーラーじゃないらしい)メーターが出てきた。おもちゃ箱のなかで黒い筒と絡みあっていた。黒いとほかの部品や機材と色の区別がつかないんだよね(汗)これで、北極星が見えないベランダでも、ある程度の精度で極軸がとれる。必需品なのだ。よかった。ついでだから、この子を紹介するよ。
■オールインワンのコンパスだよ
私はポーラメーターをポラリエとAP赤道儀に使ってます。ビクセンの一部の架台に依存するパーツなので、使っている人は少ないと思うけど、なかなか便利なんですよ。緑色の部分が水準器。白い部分がコンパス、台座の部分が傾斜計になっています。赤道儀の水平出しと方角、傾きが一度に設定できるわけです。
■旅先とベランダで活用
ポラリエやAP赤道儀にカメラを載せて、広角(70mmとか)で星空を撮るぶんには、ポーラメーターの精度で許容できると思うし、あとはオートガイダーに任せるという方法(結構、無茶)もあります。私の場合、旅先などの出先では前者、ベランダでは後者でポーラメーターを使っています。
■遠征先で活用
遠征先でセレストロンのAVXを設置するときも、アイピース置き場の切り欠きにぶら下げて、明るいうちにだいたいの水平と方角を取るようにしているので、ポラリエやAP赤道儀を使わないときにもポーラメーターは重宝しています。
磁気偏角は地域によって異なるけど、東京の場合は7度。目盛りが細かいぶん、きちんと偏角をとることができます(どこまで正確か分からないけど)。あとは薄暮が始まったら、PoleMasterで追い込む。というように使っています。
■なぜにホットシュー?
台座は一般的なホットシューになっているので、ニコンやキヤノンの一眼レフなら挿すことはできそう。カメラを北極星に向けて何するのか分かりませんが……。
この記事へのコメント
あぷらなーと
北天のグルグル写真撮るときの構図決めが楽チンだったりして・・・(笑)
にゃあ