以前撮影したHαとOIIIのナローバンド画像をそれぞれRGBに割り当て、2の3乗=8パターンで合成してみた。Aが水素輝線、Oが酸素輝線。AAAとOOOは当然、白くなる。OOOの画像を見ると、酸素は水素に較べて薄い(暗い)けど偏在しているように見える。そのことはOAAでも分かりやすい。
一番自然なのはAOOで、先人の知恵には耳を傾けるべきという好例。ほかは、けむけむさんの言葉を借りると「食欲不振になる色合い」。
そのなかでもAOAは、補色の関係だからだと思うけど、偏在している酸素輝線と集中している水素輝線の差が分かりやすい。マゼンタ(赤紫色)はRとBの合成色。RとBに水素を配置しているので、マゼンタが強いところは、水素の輝線が強い(一人勝ちしている)ところ。グリーンは酸素の単色。白っぽいところは、酸素と水素の輝線がともに強い(あるいは酸素が健闘している)ところ。
上手に解釈できないけれど、ナローバンドには輝線の成分と分布を読み解く役割があることはよく分かった。
この記事へのコメント
けむけむ
忘年会と無縁で、某所に軟禁されて、コンビニ弁当の日々を送ってます...
宝くじ買いました。ネガティブフィードバックで、大当たり狙いです。
G
RGBへの色の割当(合成?)でこんなにも色調が変わるのですね。これらを駆使してハッブルパレットが出来上がっていくのですね。
にゃあ
にゃあ
あぷらなーと
オエー鳥からのインスピレーションで、こうきましたか。
むむむ、仕事速いですなぁ♪
ちなみに前回のエントリーで書かれていた「ある種の論理演算」には激しく共感。もう、Aが1にしか見えなくなって、Delphiでビッグエンディアンと格闘してた時を思い出しました(笑)。
にゃあ