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PRISM のプレートソービングって良さそうなんだけど?

天体導入の話です。遠征先の空だと何等星か分からないけど、暗い星までが見えているので、広角レンズならXYスポットファインダーを使って導入できるということは分かりました。しかし、東京の空のように2等星が見えないとか、400mm以上の長焦点を使って、加えてベランダのようにアライメント星が必要な数だけ見えないという環境だと、やはり天体導入に手間取ってしまいます。

これまでステラナビゲータに画像を投げたり、astrometry.netに投げたりして解析をしていたわけですが、成功する確率が低かったり、時間がかかってしまいます。もっと楽ちんにPlage Solvingをしたいのです。

All Sly Plate Solver を入れてみました。30秒やそこらで座標を解析してくれます。座標が分かっても数字に過ぎないので、ビジュアルにどの場所を撮影しているのかが分かりません。たとえば、Sharp Capで撮影した画像をAll Sly Plate Solverに投げて解析させ、返ってきた値をcartes du ciel に投げて現在地を星図上に表示させるということをしたいのです。私にはできそうもありません。

Plate Solvingのソフトウエアを探していたところ、Hyperion Astronomy
のPRISMというソフトウエアがあるのを知りました。撮影した画像を読み込み、astrometry.netのAPIを経由して、あるいはローカルにサーバーを置いて解析できるようです。80日のフリートライアル。Lite版が149ドル、プロ版が349ドルなどとなっています。
prism.jpg
astrometry.netの使いやすさは体験済みなので、非常に興味があるのですが、「astrometry.netに通信するなら、あんまり意味がないよなぁ」「でもローカルでサーバー構築できるなら、それなりに便利なのかなぁ」「結局、飛び石で星を探すことになるのだから変わらないかなぁ」と逡巡中。アドバンスド版なら、小惑星や彗星を探してくれる機能もあるようです(案外たくさん写っててびっくりする)。どなたか使っている方いらっしゃいませんかね?

暖かくなってきたら、80日トライアルを試してみるかな。

Hyperion Astronomy
https://www.hyperion-astronomy.com/

↓プレートソービングをしている動画


↓小惑星を探す動画

この記事へのコメント

  • けむけむ

    APT -> ASPS -> APT -> 星図ソフト(ASCOM)
    ってのが、簡単かと。
    APT1 ---> 撮影用カメラ
    APT2 ---> ファインダー用カメラ
    にしちゃうと楽です。APTで焦点距離を3種類設定できたと思うので、そこを切り替えます。
    2018年01月28日 05:49
  • にゃあ

    けむけむさん、ありがとうございます! APTを二枚建てにするわけですね。CdC, ステナビ, Stellariumの3種類をインスコしたので、試してみます。その前にけむけむさんのチュートリアルを勉強させていただきます!
    2018年01月28日 14:33
  • あぷらなーと

    うぎゃー。
    なにやらスゴそうだけど難しそう。
    ・・わ、話題について行けない(泣)。
    こりゃ勉強しなきゃ・・・・。
    2018年01月28日 16:30
  • にゃあ

    あぷらなーとさん、けむけむさんに「APTでできんじゃね?」ってアドバイスいただいたので、ぼちぼちやっていきます。そして、遅からずあぷらなーとさんに教えていただく日が来ると思いますので、そのときはよろしくお願いしますm(_ _)m
    2018年01月28日 16:58