MMF-1を活かしてみればどうなるかとまずはやってみました。Cマウントなので、前に準備した直進ヘリコイドS[7315]と31.7→M36.4AD[7316]も使います。結構、美しい感じに組み上がりました。
しかし、ボトムヘビーで前後のバランスが悪く、1kgにはならないものの800gオーバーは避けられません。MMF-1自身が452gあるからです。ベランダ用にはよいのですが、リュックに入れて運ぶにはまだ重いです。
と、MMF-1をはずすことにしました。フォーカシングは直進ヘリコイドSで行います。すべてBorgのM42システムで行くという手もあったのですが、M42システムだとマウントと固定する際の選択肢が狭まります。60φにしておけば、60φ鏡筒バンドにアクセサリ類を豊富にくっつけられますね。で、できたのがこちら(フィルム写真風)
バンド・プレート類込みで550gと軽いです。NEX5付きでも890g。ちなみにCマウントを装着したAPS-CのNEX5だとケラレます。ASI1600MC-COOLなら問題なし。QHY5III174はピント出ず。単純にバックフォーカス・フランジバックの差ではあるんですが、カメラとの相性がこんなに違うとは。
ASI1600MC-COOLでもいいのですが、本体(410g)に加えPCを必要とする分だけ重くなります。PCはGPD WIN(590g)にするとしても合計重量は1kg、Nex5は約340gですので、この差は大きいです。
NEX5は、軽いのが取り柄ですが、赤外線域が写らない、タイマレリーズが使えないとか、まったく天体向きではないので、QHY5III174(90g)用に構成を変えるか、別のカメラを探さねばなりません。
それから、カメラに加えてファインダーの問題もあります。遠征先なら星が見えているのでスポットファインダーとか光学ファインダーでよいのですが、都内の私の潜伏先のだと電子ファインダーは必須の予感。とりあえず台座は付けてみたのですが……。
架台はポラリエを想定しています。ポラリエのステーに付けたPolemasterがそのまま電子ファインダー代わりに使えるかどうか。使えたとしてもPCは必須になってしまいます。そうであれば、カメラはASI1600MC-COOLでよいのか……。どうしたものか悩めます。
36EDファーストライト月:NEX5、等倍トリミング、2xバロー挟んだら合焦しなかったorz
この記事へのコメント
けむけむ
結局は総重量が軽いのが使用頻度上がりそうです。ちょっと使おうって時にPC出して結線して...なんて嫌ですもん。
しかしBORGって色々な組み合わせが楽しいものなんですね。諸先輩のアレやコレを見て手を出さなかったのは賢明だったと自分を褒めてあげたいですw
上杉蒼太
オヤジ
オヤジは、頭が悪いので、ショップさん提案に無抵抗ですが。
MMF-1を付けると、本当、赤道儀への固定が難しくなりますね。
鳥だと、近いの遠いの、頻繁にピント合わせが必要でしょうけど、星は、ヘリコイドの方が良さそうですよ。
にゃあ
にゃあ
にゃあ