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春の銀河まつり M64、黒眼のマユ毛にwaveletを添えて

春の銀河まつり3つ目は、M64です。どうみても白目なんだけれど、黒眼銀河。コアが眼玉だとしたら、暗黒帯はマユ毛というべきです( ー`дー´)キリッ かみのけ座にマユ毛付き銀河があるって、この領域は毛深いのだろうか。

案外、しっかり撮れたので驚いています。自分で言うのもなんだけど、ナチュラルに上品に仕上がりました。この銀河は、マユ毛の描写が肝らしいので、そこに一工夫。
Messier 64.jpg

微細構造が写っているのか確かめてみたくて、Registaxのwaveletをかけてみたのですよ。木星の模様もwaveletをかけると、しっかり浮かび上がってくるでしょう? 同じことをしてみました。左が適用前、右が適用後です。アイラインとともに暗黒帯のモジャモジャが出ているのが分かります。周囲の恒星も引き締まってますね。
M64比較.jpg

ただ副作用として、粒子状のノイズが出てきました。こちらは鑑賞サイズによっては気にならないとも言えますが、ノイズが気にならない距離からの鑑賞だと暗黒帯のモジャモジャも気づかないでしょう。「表現したいのはマユ毛だから、それ以外はいいの」という割り切りが必要かもしれません。え? マツゲじゃないかって? そうかも……

■撮影データ
・撮影日:2018年4月20日
・鏡筒:R200SS (D=200mm, fl=800mm, F4.0)
・カメラ:ASI 1600MC-COOL (-15℃)
・赤道儀:Advanced VX
・ガイド:M-GEN
・露出:総露出時間72分(Gain250:3min×24)


この記事へのコメント

  • けむけむ

    waveletうまく行ってますねぇ
    銀河とか惑星状星雲にwaveletしても、うまく行かない事が多いです...
    2018年04月23日 04:40
  • あぷらなーと

    素晴らしい解像感の黒目銀河(いや、白目か・・・)お見事!
    露光量が十分取れてキマりやすい惑星と異なり、星雲や銀河のウェーブレットは難しいんですが、上手いなあ。
    粒子状のノイズは、元画像のムラが強調された物なので、コンポジット枚数をうんと増やすと軽減されます。
    ぜひ撮像データをコツコツ貯金していってください。
    (ウェーブレットかけた後に、ステライメージの「スターシャープ」とか「ホットピクセル除去」などのフィルターを上手くかけると軽減する場合もありますよー。ぜひお試しを♪)
    2018年04月23日 09:54
  • にゃあ

    けむけむさん、waveletってうまくいくときとうまくいかないときがありますよね。ここ試行錯誤が必要そうです。
    2018年04月23日 21:21
  • にゃあ

    あぷらなーとさん、ありがとうございます。コンポジット枚数を増やすとノイズが減るんですね。枚数マニアになりそうです(汗)
    2018年04月23日 21:24