本日は、5倍バローとQHY5III178C(えっ?)の組み合わせを見てみる回でもある。金星は、北極星で極軸を取るより早く現れたので、ポーラーメーターでのみ極軸合わせ。適当な割には追尾しているようで助かった。
鏡筒はR200SS(800mm)。これに5倍バローとカメラが5倍くらい(*)だから、800mmに25をかけると20,000mm相当になる。よくわからんけど、実際に撮ってみた。
この日の視直径は11.4"。シーイングは悪くて、びよんびよんしてた。バーティノフマスクを当ててもヒゲが安定しないくらいだった。2000枚を撮影。上位15%を使う。RGB Allignにチェックを入れておくと大気差の色ズレを修正してくれるからすごい(このチェックを入れてないと、ただの青と白と赤の玉にしかならなかった)。
Registaxでwaveletをかけた。肌色のぼやっとした光の塊にしか見えない。
仕方がないから、Photoshop CCので「ぶれの軽減」をかけたら、超くっきり! 惑星の影まではっきり出てきたのでこれは効果あり。ついでに模様らしいものも出てるけど、きっとこれは何かの間違いだと思う。たぶん。そうでなきゃ凄い!
(*)センサーフォーマットは1/1.8インチで、7.37mm×4.91mmだから対角線長8.8mm。フルサイズの対角線長が43.2mmなのでおよそ5倍。
ディベイヤーの際、パターンを間違った疑惑があるのでアップしなおし。「ぶれの軽減」効果はっきせず。どうして??
この記事へのコメント
けむけむ
金星の模様って、IRだかUVでないと出ないって見たような?
にゃあ