上杉蒼太さんがふくろう星雲を撮っていらしたので、まねっこしてみた(タイトルも)。α99(フルサイズ)とED81SIIで広い範囲を撮影してみた。
誰がふくろうだと言い出したのか知らないけど、本当にふくろうみたいだ。 2600光年も離れているのに、これが木星より大きく見えているというのが面白い。どんだけでかいんだろう。ま、惑星状の星雲であって惑星ではないから当然か(笑)
お隣のM108は4500万光年離れているのに、等距離にあるように見える。どんだけでかいんだろう。ウィキペディアを見ると、「メシエ天体の銀河の中では最も暗い対象」ってある。これが一番暗いなら、暗さを気にしてメシエ天体を避ける理由はないかも、大きく写るかどうかは気になるけど、これはまたいずれだな。
広く撮ったので、ほかにもいろんな銀河が写ってる。左上のNGC3631はふくろうとみかけの大きさが変わらないから、狙ってみても面白そう。M81, M82, M109, M108, NGC3631とか、「おおぐま座北部銀河群」っていうのか。強そうな響きだけど、軍じゃないのね。
どーんと大きく銀河を撮るのも面白いけど、広い範囲を撮ってみるのも面白い。
■撮影データ
・撮影日:2018年5月5日
・鏡筒:ED81SII (D=81mm, fl=625mm, F7.7)
・補正光学系:SDレデューサーHDキット 0.79x (fl=493mm, F6.1)
・カメラ:α99 天体改造
・ガイド:M-GEN
・赤道儀:Advanced VX
・露出:総露出時間54分(3min x 18)
この記事へのコメント
けむけむ
あぷらなーと
昔はみんなフルサイズだったので、10cmや12cmのニュートン反射でも、これくらいの大きさにしか写せませんでしたからねー。トリミングすると粒子が荒れちゃうし。
たまには、この
「広大な空間にぽっかり浮かぶ星雲や銀河」
ていう構図も(今となっては)新鮮で良いなあ、と再認識。
上杉蒼太
この辺り星がまばらながらも銀河が多くて広範囲で撮ると楽しいですよね~。
あ、上京したついでにBORGの2インチホルダーSS(7506)とクローズアップレンズAC・NO.2買ってきました。これがどこまでレデューサーとして使えるかその内実験してみます。
にゃあ
にゃあ
にゃあ