画像処理用に一台Windowsマシンを組んでやろうかと思ったのですが、20万円コースは行きそうだったので、手持ちのMacでステライメージ8を動かすことにしました。
裏技的なものがあるわけでなく、Parallels 13をMacに導入しました。私のMacはiMac 27-inch, Late2013, Core i5, Fusion Drive, 16GのRAMを積んでいます。もう5年目で最新のモデルではありません。下記、比較としたWindows はWindows 10,Core i7, RAM 16G,SSD です。
Fusion じゃなくて、Parallelsを選んだのは以前に使っていたからという理由だけです。MacのデスクトップとWinのソフトウェアがシームレスに行き来できるのがいいですね(Coherence モード)。すでにライセンスが切れていたので、再度、購入しなければなりません。
Parallelsからダウンロード購入もできるのですが、自宅向けParallels Desktopが8500円だったのに対し、Amazonのパッケージ版は6780円だったので、パッケージ版を購入しました。違いはよく分かりません。パッケージ版といっても、中にCD-ROMが入っているわけではなく、ライセンス証明書の紙切れが入っているだけでした。ちなみに、App StoreにもParallels Destop Liteの扱いがあり、無償をうたっていますが、無償の利用はLinuxに限られ、Windowsにする場合は、別途、料金が発生するようです。
さて、光学ドライブをMacにつないでParallelsをインストールします。Windowsのライセンスは、別途DSP版が手元にあったのでそれを使いました。以前、Parallelsを入れていたせいか、WIndows のディスクイメージを読み込ませる手間はありませんでした。
別に何か難しいことをするわけでもなく、普通にインストールできました。次は、ステライメージをMacにインストールします。普通にWindowsを使っているような感じでインストール終了。
試しに、M33の撮影データ19枚を読み込み、ベイヤー変換をしてみました。いずれも「応答なし」の表示。「応答なし」は、Windowsでも出るのでMacが悪いというわけではないのですが、Parallels上ではさらに負荷がかかっていた印象です。Windowsなら内蔵のSSDから読み込めるところ、私の環境では、外付けHDDから読み込んだからかもしれません。撮影データをSSDに保存すれば改善するかも。
基準点指定もWindowsのほうが速い印象。ただコンポジット(加算、バイキュービック)のスピードはそんなに変わらない? Windowsと比べて特段、遅いとは感じませんでした。27インチディスプレイで処理できるのは快適です。コンポジット終了後の画像をTIFFで保存して、そのままPhotoshopで開けるのもGOOD!
ちなみに、High SIerraでは、Nik Collectionを適用したあとに、Photoshopが落ちることが報告されていますが、自動処理経由でやれば問題ありません。確かに、フィルターから直接Nikを適用するとクラッシュしますが、メニューのファイル > 自動処理 > Nik Collection Service Tools... でやればクラッシュせずに効果を適用できます。
ということで、Macでステライメージが動きました。今回、Macだけで処理したのが下記のM33。Nikも適用できて快適。画像の読み込みに多少のもたつきはあったものの、20枚そこらなら許容でしょう。AutoStakkert!やFlatAideも試してみないと。メモリを増設したらもっと快適に使えるかな。
この記事へのコメント
オヤジ
DropBoxも、利用が多いのか、時間帯や曜日でも、少し遅い時がありますね。
長女が作曲などするので、中学生の時Macが欲しいと煩いので買ってやったら、解らないらしくて、行き成り質問攻め。
ホルダーとか、概念が訳分からず、オヤジは、Macが嫌いになりました(爆)。
今も、Win又はlinuxばかりですが、MacでWinソフトが動くとハードの節約になりますね。
オヤジのWinハード、画像処理にイラつくことが多いので、最近はメモリー64GBで最後に保存する所はHDDですが、他はSSDを使ってます。
にゃあ
あぷらなーと
グラフィック回りは性能が良いでしょうから、27インチディスプレイでの画像処理は快適でしょうね。
にゃあ
morito
リンゴは使用経験がないので、??? ですが
うちとこは、NAS に保存しています。
端末は全て窓なんですけどね。
にゃあ