今年初めての遠征、「勾玉星雲」を撮ってきた
http://tentaip.seesaa.net/article/456361758.html
ふくろう星雲の処理で使ったFlatAideの存在をふと思い出しました。Pro版は、さらにすぐれたソフトだという話は聞いていたのですが、有料だしちょっと遠慮していたのです。でも、800万画素より小さい画像(と言ってもでかい)なら無料で使えるということを確認し、FlatAideProを使ってみることにしました。
勾玉星雲の画像を読み込み、解説マニュアルに従って処理してみました。「噂に違わず、すごいな。これ!」というのが正直な感想です。ステライメージやPhotoShopでカブリ補正を試みたのですが、まったくうまくいきませんでした。なのに、ほぼ一発でカブリ解消です。困ったときの必携ソフトですね。
ついでに元のフルサイズ画像の星像を確認してみることに。「等倍星像チャート画像作成」で、四隅と上下左右、そして中央部の星像を一発作成してくれます。うん、一発。流れてるのがよく分かる(笑)これ、作るの面倒だったんですよね。便利!
BORG製品サイトより
●フルサイズの最周辺はわずかに放射状に流れますが、これは設計通りです。ご了承ください。
●フルサイズの四隅の像にばらつきが出ることがありますが、これはカメラマウントの僅かな傾き(回転装置内蔵の5011~5017のビスの閉め忘れにも注 意)、ヘリコイドや回転装置やドロチューブの僅かな傾き等で起こる場合があります。Fが明るいレンズの場合、避けられない場合があります事をご了承くださ い。
FlatAideProで保存したJPG画像をMac版のPhotoShop CCで読み込むと「要求された操作を完了できません。不明または無効なJPEG マーカーが見つかりました。」と出て、読み込みが完了できませんでした。Parallels上で動いているFlatAideProで処理したからかな。
ほかにも青ハロ軽減とかSAO画像のカラーマッピング機能、あぷらなーとさんの比較明スタックロジック「イーブンオッド法」も積まれてあるので、いろいろ試用してみたい。もっと早くに試しておけばよかったにゃ!
FlatAidePro
http://www.baoland.com/FlatAide/
この記事へのコメント
オヤジ
便利ですね。全く、知りませんでした。
これで、評価できます。
あぷらなーと
あ、もちろん、イーブンオッドとクールファイル補正機能は頻繁に使ってますよ。
にゃあ
にゃあ