4コメント

「青いアンタレス事件」ASI1600 & SharpCap ステライメージによるベイヤー変換

さそり座のアンタレス付近を処理していて、ふと気づいた。「アンタレスって青かったかな?」。どうみてもアンタレス周辺のモヤモヤが青い。本来、赤い星だし、ほかの作例を見たら黄色に染まっている。どう考えても寒色の青はない。

AutoStakkert!2 でディベイヤーができるかできないかを試していたとき、赤いはずのバラ星雲が緑になって困っていた。賢者あぷらなーとさんが「BGGR」型でうまく行ったと教えてくださったのだけれど、その理由はFITSとSERで天地の読み出し方向が異なっていたということだった。

SharpCapで撮影するとき、撮影している画像の方向を決めるパラメータがある。Flipという項目がそれで、以前は「Both」で撮影していた。緑のバラ事件以降は「None」を使って撮影していた。青いアンタレス事件はこれがきっと関係している。

さそり座アンタレスのディベイヤー処理はステライメージで行い、その際GBRGで市松模様を解いた。ASI1600MC-COOLのベイヤーパターンはGBRGなんだけれど、面倒なのは、正しい色に戻すとき、撮影する際の天地、ディベイヤー処理する際のソフトウエアやファイル形式に依存してパターンを変える必要があるということらしい。自分のデフォルトを決めておくと混乱はなくなると思う。

しかし、もう何がなんだか分からなくなって、このままだと100エーカーの森で迷いそうだったので、くまのプーさんに検証を手伝ってもらうことにした。環境は次のとおり。

使用するレンズ シグマAPO 70-300mm(たぶん色には関係ない)
使用するカメラ ASI1600MC-COOL(GBRG)
ディベイヤーソフトウエア ステライメージ8
ファイル保存形式 FITS

SharpCapのFlipをBothとして撮影する。ディベイヤーは素直にGBRGで処理する。
both_GBRG.jpg
問題ない。Flip が Both の場合は、GBRGでディベイヤーするのが正解。これはこれまでどおり。

次。

SharpCapのFlipをNoneとして撮影する。ここでもディベイヤーは素直にGBRGで処理してみる。
None_GBRG.jpg
プーさんが青ざめた。プーさんの赤いチョッキ?も青くなっている。赤いアンタレスが青くなったのはきっとこのせい。GBRGでディベイヤーしたためだ。ほかの組み合わせも探る。
None_GRBG.jpg
SharpCapのFlipをNoneに対して、正しい組み合わせはGRBGということのよう。

結論:
SharpCapのFlipをBothとして撮影した場合、SIのディベイヤーはGBRGが正解
SharpCapのFlipをNoneとして撮影した場合、SIのディベイヤーはGRBGが正解

本当にこれで正しいのか? いまひとつ自信ないけど、とりあえずコンポジットからやり直してみる(泣)

"「青いアンタレス事件」ASI1600 & SharpCap ステライメージによるベイヤー変換" へのコメントを書く

お名前:
メールアドレス:
ホームページアドレス:
コメント: